三星堆博物館は成都市の北約40キロ、広漢市にあります。日本人である私が一人で向かうには近くて遠い距離でもあり、長年の想いが実現しようやく現地に赴くことができました。
成都からの経路としては、高鉄(新幹線)を利用、成都東駅から広漢北駅まで一駅20分弱、ちょうど東京から新横浜、新大阪から京都・神戸というイメージです。料金は片道18元(普通車、座席指定あり)、広漢北駅から博物館までは、タクシーで20元程度、バス「13路」が駅と博物館を15分程度でつないでいます。(運賃2元)日本人の個人旅行者にはバスの方が安全かもしれないですね。
展示物としては、当地で出土した殷(商)王朝(BC16世紀からBC11世紀)の時代の文物が多数展示されています。
●世界最大の青銅製人物像である「青銅立人像」(人像高172㎝、台座90㎝、合計262㎝)
●「青銅大面具」(高72㎝、幅132㎝)
●金箔が貼られた「貼金銅人頭像」をはじめとする数々の頭像
●玉剣、玉斧、石戈、玉璋、玉瑗、酒器など
今から3000年以上前に作られたものと向き合い、時間を忘れて楽しませてもらいました。とても感動的でした。